令和最初の番付発表がありました。
十両2枚目!
惜しくも新入幕に届かなかった貴源治。

相撲未経験にも関わらず、その才能と恵まれた体格で
幕下時代から将来の大関横綱候補と言う関係者も多く、
その期待通りに10代で関取の座を射止めた貴源治。
当時の師匠は平成の大横綱貴乃花ということも合って話題性も抜群。
相撲ファンの多くが、彼の未来に大きな夢を
抱くのは当然のことかもしれません。

しかし一気に幕下を駆け上がって新十両を掴んだ頃に比べ、
ここしばらく伸び悩んでいる感が否めません。
昨年、初めて二桁勝った夏場所は、
「いよいよ!」と思ったんですがどうも続きません。

兄弟子や部屋の件など、相撲以外の部分で
気をもむことも多かったとはいえ、持前の勝気な性格を考えると、
精神面が原因ではないような気がします。

一つ気になるのは、彼は相撲の完成を待たずして
環境が変わってしまっていないか?ということ。
貴源治の相撲をみると何だか窮屈な感じを受けることがあります。
もう押せない距離で、ここは差した方が良い状態でも
強引に押しに行っているような・・・そんな窮屈さ。

以前、音羽山親方(元光法)に聞いたことがあるのですが、
「今は突き押し一本でやらせるのが部屋の方針なんです」
ということをおっしゃっていました。

完璧な寄りを持っていた、師匠貴乃花親方は、
「寄りの基本は押し、挟み付けるように前に出る」と語っていました。
ある程度押せる力がなければ、四つ相撲は早い。
そんな想いもあり、もしかすると後々は四つ相撲を
教えていくプランがあったのでしょうか?

貴景勝や貴ノ岩は、自分に合った型で相撲を取っています(いました)。
しかし貴源治はまだ実力を出せていない、そんな気がするのです。

素人が生意気かもしれませんが、
あの体格から繰り出される突き押しに、器用な四つと懐の深さを加えた、
とてつもないスケールの相撲を、令和の土俵で見せて欲しいと思っています。
弟弟子の大関昇進時に言ったセリフ。
「髷を切る時にその地位にいるかが大事」
その言葉に期待しています。


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